落ち着いて行動し、火傷にご注意下さい。
焙煎を行う際には、必ず換気扇をまわして下さい。
■焙煎に必要なもの
ロースター
ガスコンロ(カセットコンロ可)
軍手・長袖の衣類
ドライヤー(うちわ可)

それでは“タンザニアAAスノートップ”の生豆を「フルシティロースト」
の状態に仕上げてみましょう。
この生豆は粒が大きく、濃緑色で多くの水分を含んでいます。
弱火で水分を抜き、渋味や青臭さが残るのを防ぎます。
まず、長袖の上着と軍手を着用し、換気扇のスイッチを入れ、
ロースターに生豆を入れます。

コンロに火を付けます。
同時にハンドルをまわし始めて下さい。
回転数は一秒間に一回程度、一定の速さで回して下さい。

弱火で10分間ほど回し、水分を均一にします。
10分経過しました。
少し火を強めます。
今回は「弱めの中火」で焙煎してみます。
パチ、パチとハゼる音がしてきます。
これは「1ハゼ」と呼ばれています。
1ハゼまで10分かからないようだと
火が強すぎる場合もあります。
少しの間静かになりますが、
しばらくするとまたパチ、パチと音がします。
「2ハゼ」と呼ばれているものです。
このとき、火を少し弱めて下さい。
2ハゼ最盛期に入ったところで火を止めて、
火から下ろし、ドライヤーの冷風などで速やかに冷却して下さい。
完全に冷めたら出来上がりです。
■強火で焙煎する場合
エグ味が出てしまったり、味や香が出ない場合は、
ブロックなどで20〜25センチほど火から離して
遠火の強火でおためし下さい。
この場合も1ハゼまで9分〜10分かかるように
距離を調節して下さい。
ハゼ始めたら火をゆるめます。
2ハゼまでの間隔が約2分程度
ひらくように火加減を調節して下さい。
※保存についてはこちらをご覧下さい。

□焙煎後4時間〜1日ほど置くと香りの質が向上し始め、
3〜4日後に香りと味のピークを迎えます。
□焙煎中の火加減は、中火で行うのが基本となります。
□基本的には、火加減を一定にしてハンドルをまわし続けるだけです。
焼き豆の表面が焦げた豆がたくさん出来てしまう場合は、
火が強すぎるのかもしれません。
□何度か挑戦しているうちに、うまく仕上がる様になります。
多少失敗しても、へたな市販のコーヒー豆よりも美味しいです。
新鮮な焙煎豆は、それほど美味しいものなのです。
□「なんだか渋味がする」「豆の色にバラツキが出る」「なんだか重い」など
納得いかないときは、次回から次の方法をおためし下さい。
生豆を5〜10分ほど焙煎し、いったん火からおろします。
この時に「1ハゼ」まで到らない程度で止めます。
生豆本来の色よりも、豆が白〜黄色っぽくなっているはずです。
豆が完全に冷えてからもう一度焙煎してみて下さい。
(多少、味と香りが均一化してしまうともいわれていますが、
ダブル焙煎と呼ばるプロも普通に用いるテクニックです)
□焙煎をさらに進めると美味しい「アイスコーヒー」にありつけます。
ご存知の方も大勢いらっしるでしょうが、「コーヒー」と「アイスコーヒー」
は同じコーヒー豆で出来ています。
焙煎度が違うだけです。
一般にアイスコーヒーは、深炒りに仕上げた豆でつくられます。
冷やして飲むために香りが目立たないので、
安物のコーヒー生豆が使われることも多い様です。
コーヒー豆の種類によって、焼けていく様子は違います。
何度か挑戦してコツをつかんで下さい。
2ハゼ以降はコーヒー豆に着火しやすくなりますので、ご注意
下さい。(大げさですが)深煎りされる場合、余熱で仕上げるか、
仕上げのときに火を小さくすると良いでしょう。
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